学校の先生は真実を知らない!?
いろいろな方からわりとよく聞く話が「家族で糖質オフにしているのに、子供の学校の先生が『脳の唯一のエネルギーはブドウ糖なので糖をきちんと摂らなきゃいけない!』と教える」ということです。
もちろん私の息子たちも例外ではありませんが「学校の先生はあんなこと言ってたけど本当は間違ってるんだろ?」と言うことで気にしていないようです。
またクラスに同じように家族で糖質オフをしているらしいお友達もいるとか…時代の流れですかね。糖尿病などに悩む親御さんも年齢とともに増えますしね。
正確には「脳の細胞のうちグリア細胞は確かにブドウ糖しかエネルギーにできないが、その分のブドウ糖は健康体であれば糖新生によって確保されるので問題なく、また思考にかかわるニューロンはケトン体や乳酸をエネルギーにできる」ということです。
少数ではありますが、数時間おきに糖質を摂取しないとすぐ低血糖に陥ってしまう先天性の病気の方はいらっしゃいます。また同じく少数ですが、ケトン体をエネルギーとしてうまく使えない病気の方も存在します。
しかし、大部分の方…正しく糖質制限しても低血糖にならない方の脳のグリア細胞がブドウ糖不足になることはないのです。だって血糖値が正常なのですから!血液を通してブドウ糖はグリア細胞に行きますもんね。
正直、学校の先生でこれを説明できない方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?私だって大学時代どころかスポーツクラブのスタッフになった後もロクに習いませんでしたし知りませんでしたからね。
30年前の知識そのまんま…って先生もいらっしゃいますね!
そうみたいね。新しく学ぶ機会がないのは気の毒だと思う…
知らないことは仕方がない!
こういうことを書くとすぐ「何ぃ!学校の先生の悪口を言うのか!?」とフンガーする方がいらっしゃいますが、悪口じゃないですよね💦
先生たちは悪意があって間違ったことを教えているのではなく、おそらく「ご存じない」のですから。教えられていない事を知らないからと言って、それが何の罪になるでしょうか。
仮に脳全体がブドウ糖しかエネルギーにすることが出来ず、しかもそのブドウ糖をすべて経口摂取しなければいけないとしたら…昔の人たちはみんな脳がやられまくりですよね。満足に食べられないことはしょっちゅうあったのですから。
ちょっとブドウ糖が入ってこないだけですぐ脳が委縮してしまうのなら、ああ人間はなんてひ弱な生き物であることか!!実際はそんなことはありませんよね。何のために体脂肪をためておけるのか考えなきゃ。
「朝ごはんでしっかり糖質を摂りましょう!時間がないならお菓子だけでもいいのよ!」という先生もいらっしゃったそうですが、日本でも朝起きてすぐ朝食を食べるようになったのは江戸時代中期からだと言う話は有名ですね。それまでは1日2食でした!
このように、よく考えてみると何となく変だな?と気づきそうなものですけど、真面目な方って教科書に書いてあることに疑問を持ったりはしないと思うんですよね。昔の私もそうでしたが💦
先生の言う事は華麗にスルーで♪
学校の先生が個人的に甘いものが大好きで糖質制限を良く思わないなどは個人の自由なんですけど、授業で正しくないことを子供たちに教えられると困っちゃいますよね。たとえ悪気はなくても。
この件に限らず、子供たちには「先生の言う事は必ずしも全部正しいとは限らないこと」を教えて、自分の頭で考えることが出来る子になるように仕向けましょう。
ただ、担任の先生に「あなたの言う事は間違っています」などと指摘しても何もいいことはないので、我が子には正しい事を教え、あとは華麗にスルーでいいんじゃないでしょうか。家庭科のテストなども、点数を取るために割り切って教えられたとおりに回答しなければね。
特に高齢の先生などは、古い知識のままずーっとアップデートされておらず、自分の考えに固執するということもありますから。面倒な指摘はしないほうが吉です♪
別に先生の言う事が間違ってても、自分がちゃんとわかっていれば問題ないですもんね♪
本当に賢い子たちは、先生の言う事を100%鵜呑みにはしないしね。